世界保健機関(World Health Organisation、WHO)は17日、屋外大気汚染をがんの 主要な原因と分類すると発表した。
WHOの外部機関「国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer、IARC)」の クルト・シュトライフ(Kurt Straif)氏は「われわれが呼吸している空気自体が、 発がん物質で汚染され続けている」と述べ、今や屋外大気汚染は全般的な健康への 主要リスクのみならず、がん死亡の環境的な要因となっていることが分かったと明らかにした。